一般的に、公務員から民間企業への転職は難しいと言われています。
しかし、これについてはもう少し丁寧に議論をしなければならないと考えており、私の個人的な実体験から考えると、一般に言われているほど公務員は転職のハードルを感じる必要はないと思います。
たしかに転職が難しいと思われる職種
公務員は、一部の方々を除き、事務作業等の裏方業務を担当していると思います。もちろん地方公務員と国家公務員とで細かい違いはあるかと思いますが、概ね同じと捉えて問題ないと思います。
もう少し具体的に言うと、文書整理、情報整理、資料作成、答弁作成、制度執行、予算管理・・・四文字熟語のような仕事が並びましたが、このような内容が公務員の主な仕事ですよね。
これらの業務にしか携わったことがない人に対していきなり、工場の生産管理をやりなさい!とか、わが社の通信インフラを整備して!といっても絶対無理ですよね。
つまり、新たな技術の理解が必要な職種につくことはハードルが高いと考えられます。ハードルが高いというだけで無理というわけではありません。特に年齢が高いと、新たに技術を習得させることが必要な場合は、よほどの余裕がないと受け入れないということです。
それ以外は意外といける
逆に言うと、新たに技術を習得しなくても良い職種への転職は、元々民間企業にいる人たちと全く変わらないと言えます。
総務、人事、(人によっては)法務、営業等、どこの会社にでもある部署への転職は公務員でも可能です。また、能力は問われますが、コンサル系は公務員の受け入れを広く行っています。実際私も、コンサルの内定をもらっています。
あとはベンチャー企業も公務員を受け入れてくれるところがあります。というかベンチャー企業はオープンマインドな経営者が多いので、役に立ちそうな人であればバックグラウンドを無視して仲間に入れてくれます。
ただ理解しておくべきことは、中途採用の面接は、新卒採用の面接と異なり、その人の人柄、生き方、モチベーションが評価されます。そして企業との相性も見られます。どんな環境においても自身を常にブラッシュアップさせてきた人であれば、元いた職場が公務員であろうとフリーターであろうと関係ありません。
世の中にある色んな仕事や求人を見渡すと、実は事務系の仕事の方が多いことがわかると思います。公務員として働いていると視野が広がりそうで、実はあまり広がらないというのが私の考えです。
役所から一歩外に出て、色んな企業や職種があるということを知ってみることが、人生を豊かにする第一歩です。
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