今の仕事は自分に向いていないけど、自分に向いた仕事がわからない、という方は結構多いのではないでしょうか。
自分自身ことは、一番理解できているようで実はあまり理解できないものです。私の経験上、自分を理解するのはとても難しいです。
仕事が人生の中で重要な位置づけを占めることは言わずもがなですので、いかに自分に向いた仕事を見つけ、人生を充実させるかが現代に生きる我々に求められていることかもしれません。
私も転職を決意した当時、結局自分はどんな仕事をしている時が一番楽しかったのかということを考え、日々悶々と悩み続けました。
そんな時、とある方がツイッターで”ストレングス・ファインダー2.0”という書籍を紹介されていました。
ストレングスファインダーの概要について、公式HPから抜粋します。
ストレングスファインダー®とは
ストレングスファインダー®は、アメリカの世論調査と組織コンサルティングのギャラップ社が「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」という考え方に基づき開発したツールです。Webサイト上で177個の質問に答えていくことで、自分の強みを知ることができます。
開発にあたってギャラップ社では、強みの源泉となる才能をみつけていくために、人がもつ様々な能力をあらゆる角度から抽出して分類し、最終的には34種類の才能分野=資質を特定しました。ストレングスファインダーの診断結果で画面に現れるのは、その34種類の中で、あなたに最も強く表れている5つの資質です。
ただし、この上位5つの資質は、あなた「傾向性=自分に固有の思考や行動の反応パターン」であって、「強み」そのものではありません。自分にとって自然で当たり前の傾向性を、日々の仕事や人間関係の中で、意識して効果的生産的に使うことで初めて、誰にも真似できない素晴らしい「強み」になります。
つまり、ストレングスファインダーは、自分の強みの源泉となる才能を、鏡のように客観的に「見える化」してくれるツールであると言えます。
一番最後の文章にあるように、ストレングスファインダーは、強みそのものではなく、自分の才能の源泉を客観的に「見える化」してくれるツールです。
これは言い換えると、自然体の自分がどんなことをやりたいと思っているのかということ評価してくれるツールであるということです。転職活動をやる上で、本当の自分に気づきを与えてくれる可能性があります。
これを知った私は早速ストレングスファインダーを購入して、テストをしてみました。177個の質問に回答します。一つ一つの質問は時間制限があるので、MAXでも30分程度で終わります。
私の結果は以下のような感じです。
一つ一つの資質に対して、これらの資質を有する人物の特徴やどんな行動をとるのが良いのかということもレポートにまとめられています。
例えば、最上志向については以下のようなアクションのアイデアが提案されます。
最上志向
アクション(行動)のアイデア:ひとたび、あなた自身の一番の才能を発見したら、それに重点的に取り組んでください。スキルを磨きましょう。新しい知識を得ましょう。練習しましょう。いくつかの分野でその才能が強みになるように研鑽しましょう。
~(略)~
あなたが持っている〈最上志向〉の資質を、「壊れているものを探して直せ」という社会通念で抑圧してはいけません。組織やコミュニティのなかで機能している箇所を特定し、そこに力を注ぎましょう。あなたの能力のほとんどを卓越した部分の構築と拡大に費やしてください。
長期的な人間関係と目標に焦点を定め続けましょう。多くの人は短期的成功という手に取りやすい位置にある果実を摘むことからキャリアを構築しますが、あなたの〈最上志向〉の資質は、トップクラスにある可能性を真の永続的な宝に変えるときに最も活発になり、有効に働きます。
あなたの弱点を最小化する方法を考えましょう。たとえば、パートナーを見つける、弱点を支援する仕組みをつくる、自分の高い才能で弱い才能を補う、などです。
人の成功を助ける職務を探しましょう。コーチングやマネジメント、メンタリングをしているとき、人に教えているとき、強みに着目するあなたは、人々に利益をもたらしている自分に気づくでしょう。多くの人にとって自分の得意なことを見つけるのは難しいことなので、詳細に説明をして、彼らの優秀な能力に気づかせることから始めてください。
とても驚いたのですが、かなり当たっています!
特に一番最後のパラグラフに”人の成功を助ける職務を探しましょう。”という一文があります。たしかに、過去の自分を振り返ると、誰かをサポートしている時に一番楽しさを覚え、それによって組織全体が向上するというような仕事をしている時が一番ワクワクしていた自分に気が付くことができました。
他の資質についても、自分の資質についてなんとなく感じていることを、ストレングスファインダーはとても見事に言語化してくれていると感じました。
ストレングスファインダーをやったら終わりというわけではなく、この結果を基に自分の資質を活かすための行動をしなければならないのですが、転職活動をしていた当時の私にとっては、まさに転職活動の方向性の指針に与えるものでした。
今の仕事に悩みを抱えていらっしゃる方や、転職を意識された方は、ぜひ一度テスト受けてみて頂ければと思います。
以上、ご参考になりましたら幸いです!
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